祓魔用品店「フツマヤ」の一人娘・杜山しえみ。人見知りの激しい性格のため、幼い頃から外で遊ぶよりも祖母と一緒に家の庭いじりが好きだったしえみは、ある日祖母から「天空（アマハラ）の庭」の話を聞く。世界中の草花が集まるという「天空の庭」を見つける為に、しえみは一人で外出することに。しかし家へ戻ると、祖母は葡萄のつる棚の下じきになり倒れていた…。自分のせいで大好きな祖母を死なせてしまったと思いこんだしえみは、一層家に閉じこもり、だんだんと足も不自由になってしまう。原因不明と思われた足の不調だったが、それは庭に潜んでいた悪魔「山魅（デックアルプ）」の魔障の仕業だった。心配する母親の言葉を拒絶し、祖母が大切にしていた庭を守ることに執着するしえみに対し燐は、お前が本当にやりたいことは何だと問う。その真っ直ぐな問いによって、「天空の庭」を見つける夢、祖母の優しさを思い出したしえみ。正体を現した「山魅」は燐と雪男によって祓われ、しえみは再び自分の足で歩けるようになる。そして、燐の行動力に触発されたしえみは、弱い自分を鍛えるために祓魔塾へ通い始めるのだった。

しかし、祓魔師を目指す明確な目的が無いまま入塾したしえみは、自分が祓魔塾に居ても良いのかと思い悩む。そんなある日、候補生認定試験に向けた強化合宿に参加することに。合宿の最中、塾生たちは突然現れた悪魔「屍（グール）」に襲われてしまうのだが、その窮地を救ったのはしえみだった。この一件がきっかけで、「人の役に立ちたい」という思いから祓魔師になることを決意する。

無事に候補生認定試験に合格した塾生たちを待ち受けていたのは、実戦任務の参加資格を懸けた林間合宿だった。しえみは、燐・勝呂・志摩・子猫丸と協力し、無事に課題をクリアするが、キャンプ地に戻った直後、地の王・アマイモンに襲撃されてしまう。仲間を救うために、降魔剣を抜き悪魔の姿で戦う燐を見て、しえみは燐が魔神の落胤であることを知る。突然知らされた事実にしえみは動揺し、以前のように燐に接することが出来なくなってしまい…。

動画の最後のキーワードを７つ集めて素敵なプレゼントキャンペーンに応募しよう！
応募フォームはこちら