ポイント解説
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人間や物質に取り憑いた悪魔を祓う者。一般社会では悪魔の存在は信じられていないため、祓魔師は祈祷師やカウンセラーのようなものとされているが、実際には世界各地に正十字騎士團の支部が存在している。
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世界最大の祓魔組織・正十字騎士團のケースでは、まずは「祓魔塾(ふつまじゅく)」に入塾し、訓練生(ペイジ)として悪魔祓いの基礎を学んでいく。候補生(エクスワイア)に昇級すると、座学に加え実践任務にも参加することができ、より専門知識を学ぶことができる。
最終的に、祓魔師認定試験を受けて称号(マイスター)を一つ以上取得すれば、祓魔師になることができる。 -
・騎士(ナイト):刀剣で戦う
・竜騎士(ドラグーン):銃火器で戦う
・詠唱騎士(アリア):聖書や経典を唱えて戦う
・手騎士(テイマー):契約した悪魔の能力を使って戦う
・医工騎士(ドクター):治療や実働部隊のサポートにあたる -
「魔障(ましょう)」とは、悪魔から受けた傷や病のこと。一度でも魔障を受けると悪魔が見えるようになる。祓魔師になるためには必ず魔障を受けておく必要がある。
(魔障を受けた形跡の無い醐醍院誠が悪魔を見られるようになった原因は、現時点では不明) -
悪魔たちの創造主と言われる虚無界(ゲヘナ)の神で、あらゆる力を統べた完璧な存在。奥村燐・雪男の実の父親にあたる。
虚無界のみならず物質界(アッシャー)をも欲する魔神だが、物質界には魔神の力に耐えられる器が存在せず、人間の身体に憑依できたとしても瞬く間にその身体が朽ち果ててしまう。自分の血を引きながら物質界に存在する燐に価値を見出し、虚無界に連れ去ろうとしたが、燐の養父・藤本獅郎に妨害されて失敗している。 -
契約者が契約内容を破った際、書面を作成した悪魔が契約者を殺しにいく、という特殊な契約書。
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物質界と虚無界の行き来を可能とする門。物質界で魔神だけが召喚できる悪魔のはずが、人工的に造られた虚無界の門が出現する異例の事態が発生。
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魍魎(コールタール)などの下級悪魔にはじまり、不浄姫などの上級悪魔、夜魔徳などの明王級というように、悪魔には強さによるランクがある。悪魔たちを生み出す魔神(サタン)がその頂点。その下に、最高権力者でありイルミナティの総帥・ルシフェル、メフィストことサマエルと、魔神の血を引く兄弟たちが続いて存在する。
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青い炎は「魔神(サタン)の炎」。魔神の子である奥村燐も青い炎を受け継いでいる。物質界と虚無界のどちらにも干渉可能であり、最近では燐自身で炎のコントロールができるようになりはじめた。
黒い炎は「虚無界(ゲヘナ)の炎」。虚無界に存在するものを焼き尽くす。物質界(アッシャー)のものには干渉せず、ものに憑依した中の悪魔だけを滅する。対人間には、身体は傷つけず魂だけを燃やすという。
ちなみに赤い炎は「物質界の炎」で、人間世界における普通の炎。ものを燃やす効果しか持たないが、腐の属性を持つ悪魔に対しては有効。